雨漏りが再発する原因と再発させないために必ずおさえるべきこと
  • 「修理したんだけど、また雨漏りを起こした…」
  • 「もう失敗するのは嫌だから、信頼できる業者に修理をお願いしたい…」

雨漏りは再発することが多いものです。

既に何度か雨漏りの再発を経験し、うんざりしながら本記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか。
住宅の構造というのは素人には分かりづらく、原因が特定しづらいこともしばしばあります。
だからこそ、信頼できる腕の良い業者に修理を依頼する必要があるのです。

本記事では、雨漏り再発の原因をはじめ、信頼できる業者を選ぶための基準、悪徳業者に引っかからないための注意点などについて解説しています。
事あるごとに雨漏りが発生してうんざりしているという方は、是非参考にしてみてください。

本記事の執筆者

  • T・K
  • 職工歴8年
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雨漏りが再発してしまう原因は業者の問題がほとんど

雨漏り再発の原因

雨漏りが再発したら、まずは雨漏りが再発している原因を特定することからはじめましょう。

一度ならず再発する、ということは、必ずどこかにボトルネックとなる欠陥が潜んでいます。
その欠陥が果たして施工不良によるものなのか、部材の経年劣化によるものなのかは、調査を行わなければ分かりません。

調査を行うのは自分では無理ですから、業者にお願いして調べてもらうこととなります。
それでは、雨漏りが再発する原因として多いのはどういうものがあるでしょうか?

1.下請け業者の技術力・責任力不足

雨漏りの再発で最も多いのが人為的なミスです。

ここで注意したいのが、ネームバリューに頼ってはいけない、ということです。
たとえば、誰でも名前を知っているような大手ハウスメーカーであっても、実際に施工するのは専門の業者です。

ハウスメーカーは主に職工を監督し指示を行う業種であるため、自らが施工を行うことはありません。
下請け業者に仕事が発注されると中間マージンが発生し、下請け業者は利益を得るために人員やコストを割く必要が出てきます。
その結果、とにかく体裁だけ整っていれば良いと考える適当な工事が横行したり、値段が安いだけで技術力の無い業者が施工を請け負うことになり、これが雨漏りの再発につながります。

雨漏りが再発した際はハウスメーカーに頼らず、相見積もりした上で信頼できる業者や地元で実績を積んでいる専門業者に直接工事を依頼するのが良いでしょう。

2.不可視部での問題

当然ながら、住宅には見えない箇所が複数存在しています。

屋根の内側がその代表例で、これは外から見ただけでは原因を特定できません。
技術の乏しい業者に修理を依頼してしまうと、屋根の内側を見ずに外側だけを見て見当違いの修理をしてしまうことがあります

この場合、当然雨漏りの根本的な原因が潰されていないわけですから、また再発します。

3.原因不明のまま雨漏り修理

雨漏りが再発する原因が一つではないケースがあります。

施工不良に併せて部材の経年劣化など、様々な要因が複合的に絡み合い、原因が見えづらくなっている場合があります。

雨漏りをこれっきりにしたい、と考えるのであれば、多少費用や時間がかかったとしても、綿密な実地調査を行ってもらうべきです。

雨漏りを再発させないために!信頼できる業者を選ぶ基準

雨漏り再発を防ぐ業者を選ぶ基準

これまでは、雨漏りが再発してしまう原因について解説してきました。

ご自身で雨漏り修理をせずに専門業者へ依頼したのであれば、依頼した業者が問題であることがほとんどです。
なので、雨漏りを再発させないためにも、信頼できる業者を選ぶことが大事となります。

雨漏り修理業者の選び方の詳しくは以下の記事で解説をしていますが、本記事でも少し紹介します。

1.質問に対して真摯に回答してくれる

雨漏りの再発を抑えるためには、しっかりとした原因の特定が不可欠であると前の項で述べました。

原因をしっかりと特定できる、ということは、それだけ豊富な知識を持っているということの裏付けになります。
つまり、分からないことがあったらどんどん聞いてみて、それに対しての返答を見てみるのが良いでしょう。

とっさに答えることができず言葉に詰まったり、露骨に嫌な顔をしたり、はぐらかすなどの態度をとってきた場合は疑った方が良いです。
こちらの悩みに真摯に対応してくれるかどうか、これは信頼できる業者を選ぶ基準の一つとなります。

2.値段で勝負をしていない

何度も雨漏りが再発していると、少しでもコストを下げようと値段の安い業者を探してしまいがちです。

しかし、とにかく安さだけで勝負しているような業者は、技術力が乏しく簡単な施工しかできないことが多いのが事実です。
また、コスト削減のため実地調査の時間を省くため、詳細な原因を特定するのも難しくなります。

雨漏りが慢性化すると事態が大きくなり、かかるコストは莫大になります。
かといって中途半端な工事を定期的に行っていても、いつか大規模修繕が必要になるのは避けられません。

雨漏りはこれっきりと決めて、少々コストがかかっても、信頼できる業者にお願いすることをおすすめします。

3.アフターケアがしっかりしている

工事は引き渡しが完了すれば一応完成ということになりますが、何度も雨漏りが再発している場合はその後も面倒を見てくれる業者を選ぶのが良いでしょう。

再発の度に別途工事を発注していては、お金がいくらあっても足りません。
修理が終わった後でもいろいろと相談に乗ってくれる業者や再発した際に保証の範囲で無料で修理をしてくれる業者が存在します。

顧客と長い関係を続ける意思が認められる業者は、優良業者であると考えて良いでしょう。

4. 入念な実地調査を行ってくれる

中には原因を特定せず、とにかく瓦を全部葺き替えようと提案してきたり、全塗装を薦めてくる業者も存在します。

原因を特定しない、ということは、雨漏りを修理する気がはじめから無く、単に高額な契約を結びたいだけということです。
信頼できる業者はまず、実際に施工に移る前に必ず入念な実地調査を行ってくれます。
どこに原因があったのか、費用はいくらか、そうしたことをきちんと提示してくれる業者は信頼しても良いでしょう。

また、調査を行う業者と実際に施工を行う業者は、可能な限り一緒にしたほうが良いでしょう。
それぞれ別々になっていると余計な手間が生じ、引継ぎに問題が生じる可能性があります。

調査した業者が原因を把握したうえで施工を行うのが最も確実です。

悪徳業者に注意!雨漏りの再発を防ぐためにこれはチェックしよう

悪徳業者に注意

雨漏りで悩む人からすれば、一刻も早く修理して普通の生活に戻りたいと思うのが本音です。

悪徳業者はその消費者心理に付けこみ、あらゆる手段を用いて不当な工事を行います。
見分ける方法として、以下のような特徴があります。

  • 「100パーセント直します」等、誇大広告を打ち出している
  • きちんとした調査もせずに見積もりを提示してくる
  • 根拠のはっきりしない、大幅な値引きを提案してくる
  • 質問をしても回答が曖昧、はぐらかす
  • やけに高額な工法ばかり薦めてくる
  • 訪問販売や電話勧誘を行ってくる
  • ホームページに代表者やスタッフの写真が掲載されていない

少しでも怪しいと思ったら踏みとどまり、しっかり調べてからお願いするようにしましょう。

まとめ

まとめ

本記事では、雨漏りが再発する原因と信頼できる業者を見分ける方法についてご説明しました。
ポイントをおさらいすると以下の通りです。

雨漏り発生の原因
  • 下請け業者の技術力不足
  • 不可視部でのトラブル
  • 原因不明のまま修理
    業者選びで必ずおさえておきたいポイント
    • 質問に対してしっかりとした回答が返ってくる
    • 値段ではなく品質を売りにしている
    • アフターケアが充実している
    • 調査を入念に行ってくれる

    それほど難しいことはなく、焦らず丁寧にひとつひとつ行っていけば大きなトラブルに見舞われることもありません。
    ただ、中には悪徳業者が潜んでいることも事実なので、あまり楽観しすぎず必要最低限の情報収集は行った方が良いでしょう。

    リペアルーフでは、保証期間内に雨漏りが再発した際は何度でも工事保障させて頂くので、雨漏りでお困りの方は是非一度お問い合わせください。

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